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昨日のエントリーでご紹介しました、草薙神社。
その近くに、いつも気になっている看板がありました。
誰かのお墓だというところまでは車から見えたのですが、細かいことが分からない。
なので、今回はゆっくり見てこようと、足を向けたのです。
森元温さんのお墓でした。
そうは言っても、私はこの方の事を全く知りません。
なので、立て札を読んで調べてみると・・・
なるほど、幕末の勤王志士の方なのですね。
・・・ん?勤王?この駿府で?
と思って、調べてみると・・・
この森さん、昨日書いた草薙神社の宮司さんだったそう。
更に、森さんの属していた「駿州 赤心隊」の隊長は
富士宮浅間神社の宮司、富士亦八郎さん。
おおっ、浅間神社の富士氏といえば、今川義元さんの家臣でもありました!
なるほど。神道に属する方ならば、勤王というのも頷けます。
駿州 赤心隊については、碑の立っている富士宮市のHPに
詳しい事がありましたので、そちらをご覧下さいませ。
ふじのくに文化遺産データベース
さらに、富士宮市の写真館さんのHPが大変お詳しかったので、
こちらもリンクを貼らせて頂きます。
佐野写真館
なるほど、やはり駿府という土地柄、御苦労をされたのですね。
この看板、畑の前にありまして、その畑の間に細道がありました。
その先に森さんの御一族のお墓があったのですが…
静かな御家族の眠る場所に思えたので、遠くから手を合わせるだけに
させて頂きました。お邪魔をしてはいけませんからね。
しかし、まさか自宅からこんな近くに、幕末志士のお墓があったとは…。
これだから、道というものは歩いてみるに限る。
きっと、こんな方が日本全国、様々な土地にいらっしゃるのでしょう。
歴史の表舞台には出てこないけれども、確実に、歴史を作った方々が。
きっと、あなたの地元にも、いらっしゃるのだと思います。
そんな人を探せるのは、他ならぬ、その場所に生きている
あなたにしか出来ない事なのだと思います。