↑『家康、秀忠、信幸、幸村』
ってところでしょうか、小松姫にとっては。
(幸村さまのほうが年上ですが…w)
さて!
信州上田より帰還してまいりました。
そして、無事に『上田真田まつり』武者行列にて小松姫を務めて参りました。
こんなしょっぱい小松姫を暖かく見守って下さった皆様、
応援して下さった皆様、迎えて下さった皆様、本当にありがとうございました!
ご報告がてらのレポいきます。
29日、8:00起床。
起きるなり本日の事の重要さを実感する。
そのせいか、やたらに目覚めがイイ。
ソワソワしながらの身支度だった為、一人で挙動不審に。
明らかに極度の緊張に見舞われていたと思う。
夢で、芳泉寺に眠る小松姫に怒られでもしたのだろうか…。
10時に市役所よりお迎えを頂き、着替えの会場へ。
更衣室に自分の名前が貼ってあるのを見て、胃を痛める。
おかげさまで食事もノドを通らない始末。
更衣室ではたくさんの皆様がお着替えされている中、私も松竹の
スタッフさんに着付けをして頂きました。
ちゃっちゃかと着せられる内に、縅の鎧の前胴を付けられたのですが…
重い。
あまりの重量にビックリ!
今まで畳胴しかつけたことなかったので(石和の合戦にて)、この重さに
一抹の不安を覚えました…。
そして、あまりの鎧のブカブカ加減にも。これは…マズイ。
そうこうしながらも、着替えも終了して大将陣と合流。
今回の大将陣は、このような顔ぶれでした。
真田幸隆…真田徹さま(幸村の次男大八の子孫・信州上田観光大使)
真田昌幸…市議会議長さま
真田信之…群馬県嬬恋村長さま←今日の旦那さまでした(笑)
真田幸村…桜花昇ぼるさま(OSK日本歌劇団トップスター)
直江兼続…上田市長さま
で、
小松姫…早川知佐(女流歴史プロデューサー六龍堂代表・信州上田観光大使)
↑
上記、オープニングで紹介された肩書きで書いてみました。
この長い肩書きを3回も上田で放送された喜びはひとしおです。
隊列を組んで会場に入場。
中央の真田一族+直江公の後ろに、それぞれの奥方が着座。
むちゃくちゃ陽に焼けましたが…しかしイベントが良く見えた!!
大好きな『真田陣太鼓』に、『上田獅子舞』、そして一番楽しみにしていた
『鉄砲隊演武』を経て、物見の報告から出陣の儀が!
出陣の合図で、各隊列を組んで上田城の大手門から出陣。
ビックリしたのは、本当に見物客が多い!
ここ2年ほど真田まつりには参加していませんでしたが、こんなに
お客様が多くなっていたんだ…。嬉しいことです!
さて、着付けた瞬間からイヤ〜な予感がしていた鎧ですが…
案の定、全ての重量が腰骨に乗っかるという事態に。
鈍い痛みがじわじわやってきます。
でも、やはり小松姫ということで、こんな私でも進軍中にカメラを向けて
頂いたり、声援を頂いたりするので…間違ってもグッタリ出来ない!
頑張って(私なりに)しゃきしゃき歩いておりました。
我等が信之隊(←この表記、不満)は、真田大平記念館前で休憩。
色々な方にお声をかけて頂いたり、お写真撮って頂いたり。
しばしの休息を終えて、再び進軍した先では…信州プロレスさま扮する
徳川軍と真田こども武者隊の戦い…というか、一方的な攻撃が。
むろん、子供のです(笑)。子供、容赦ない!
そして、各大将が勝鬨を上げ、祝杯。
幸村さまと直江公、それに信幸さまにお酒を注がせて頂きました。
そして、幸村役の桜花さまのステージが!
『遠く越後より駆けつけてくれた兼続殿、そして兄 信幸の妻 小松姫の為に
ここで一曲披露しようじゃないか!』
すいません、かなりときめきました、このセリフw。
いや、実際桜花さんはむちゃくちゃかっこ良かったんですよ!
でも、素の状態では可愛い関西のおねーさんで、一気にFANになりました!
10月の舞台は絶対に観にいきます…!
その後、隊は帰陣。
大将は別途の場所に着替える事になっていたので、はしっこに集まっていると
桜花さんは写真攻め、市長は取材攻めに。
全く取材や撮影は終わらずヒマを持て余した小松は、同じく
ヒマを持て余した昌幸さまと、一足先に着替えに帰ることに。
貴重なツーショットだと思いました。
大将の着替えの場所であるお宿・祥園さまに着き、未練も無く衣装を脱ぐ。
…思ったとおり、腰が痛い…。
腰骨と骨盤に負担がかかった他、左の腰骨には重さでアザが…。
しかし、お宿のご好意で着替えの際に温泉に入らせて頂ける事に!
本当に生き返った気持ち…。
腰も落ち着いたかな…と思ったので、ユニフォームの着物に着替える。
そして、お宿のホールで行なわれた『大将慰労会』に参加。
上田市長・副市長、上田市議長、議員の方々、商工会長、上田市役所の方々、
上越市長ご夫婦、九度山町長、九度山役場の方々、
嬬恋村長、嬬恋村役場の方々、司会を務められた落語家のお二人、
日本歌劇団トップスター、幸村さまのご子孫という参加者の中に、私…。
あきらかに場違い感が…。
皆様きさくな方で、じゃんじゃん私なんかのところに着て下さって
お酌して下さったり、お名刺下さったり、ご挨拶して下さったりと、
とても素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。
特に…幸村さまのご子孫である真田徹さまとじっくりお話させて
頂けたのは、まるで夢のようでした!
肖像画に似ていらっしゃるんだよな〜w
しかししかし。
私は思っておりました。
こんな場も素晴らしいけれども、ここは私の居場所じゃない。
私の居場所は…そう、この後に控えていたのでした。
戦国居酒屋編に続く