歴史以外に私がハマッているもの。
それは、F1。
車として好きなのは、BMW。
チームとして好きなのは、TOYOTA。
でも、歴史もそうなんですが、一番入れ込むのは、人。
好きなドライバーは、F・アロンソ。
去年のシンガポールGPで優勝をしたアロンソなのですが、
先日、その優勝がルノーの不正によって得たものということが発覚。
当時のチームメイトのN・ピケJrの告発によって判明したのです。
それによって…責任者二人がモータースポーツ界からの永久追放などの
厳しい処分を受け、メインスポンサーは撤退し、おそらく昨年の優勝の
ポイントも剥奪されるのではないかと思います。
この不正に、F・アロンソが関わっていたのかいないのか…
お咎めはされていないし、関与無しとされてはいるけれども、
まだまだ彼の関与が囁かれ続けるのでしょう。
もし、関与していても…いや、私としては関与していないと思いたいけど、
どちらにしても、この因縁のサーキットで勝利を掴む事だけが、
彼の弁明になるのではないかと思うのです。
余計なことは一切言わずに、ただ最速であることだけが彼の釈明になる。
それが、戦いに身を置く者の物の言い方なんだと思うのです。
言葉ではなく、ただ行動することだけで表現できることがある。
でも、それには想像を絶する精神力が必要なのだと思う。
それが出来る人間というのが、真に強くあることが許されるのだろう。
そんな男の背中は、本当にかっこいい。
『負け戦ほど、面白い。』
これは、私が心酔する人の言葉。
勝ちの立場にいると、落ちることを心配するだけだが、
負けの立場ならば、上がる楽しみがあるからなんだ、と。
負けて追い込まれた立場を悲観するのではなく、どれだけその状況を
楽しみ、力を抜いて己のベストを尽くすことだけを考えて実行できるか。
そこに、言葉はいらない。
ただただ、結果を残すのみ。
追い込まれた状況でベストを尽くせるのが、本当に実力のある人間。
本当に強い人間。
若き伝説よ、とやかく言うな。
ただ、勝て。