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昨日、やっと今年初の上田に行ってきました!
昨年の12月頭に行ったきりだったので、かれこれ2カ月半。
最近はこんなに間隔を開けた事があまりないので、
ちょっと緊張してしまいました(笑)。
お城に行って、眞田神社にご挨拶して・・・
他にもご挨拶したいところが沢山あったのですが、
今回は確固たる目的があったのです!
その目的とは、信州上田文化デザイン研究会さま主催の
「北国街道 まちづくりシンポジウム」 を聴きに行く事、です。
昨年の火事を乗り越え、3月にオープンを控えた丸山邸の
「平八郎茶屋」と「赤松小三郎記念館」の現地見学会と
講演、パネルディスカッションと交流会。
特に私がムリヤリに休みをもぎ取ってまで聴きたかったのが、
作家の江宮隆之先生の講演!
以前に読んだ、この小説のことをお話されるから!
上田の偉人、幕末志士・赤松小三郎先生。
その待望の小説を、江宮先生は書かれていたのです。
先生は、30年以上前に赤松小三郎という人物のことを知り
いつか小説にしたい、この人物を世に出したい!と思われていたそう。
先生曰く「まるで埋み火のような」赤松先生に、歴史のスポットライトとは
言わないまでも、ピンライトくらい当ててあげたい。
そのくらい凄い人物であり、知られるべき人物である、と。
特に、上田の方々にもっと知って欲しい。
こんなにも誇るべき人物が、上田の出身であるということを。
江宮先生のこの情熱は半端では無く、自ら企画書を書いてこの小説を
書けるように売り込み、更には1ケ月という時間で書きあげたとの事。。。
その情熱には、本当に頭が下がりました!
その後、交流会でお話させて頂いたのですが、本当に赤松先生の事が
大好きなんだなー、というのが伝わってきて、楽しかったです。
赤松小三郎顕彰会の伊東会長も、すっごく嬉しそうだったなぁ。。。
この「想いのバトン」を、是非受け取りたいと思いました。
そして、共に上田の若き人達にも受け取ってもらいたい、と思いました。
そうそう、この日は念願の赤松先生グッズを入手!
赤松先生の書から「夢叶う」のストラップ!
そして、この日の為に地元の酒造・和田龍さんが作られた
日本酒なのです!
(写真がぶれていてすいません。。。)
不滅の人気の真田三代と、これから知ってもらうべき人物の赤松先生。
上田は、本当に恵まれています。
さて、前回のエントリーでご紹介しておりましたシンポジウム、
参加して参りました。
また写真を撮って無いのですが・・・
というか、写真を撮ってはいけないのでは…?と思ってしまうほどの
会場でした、国連大学!!
その中の、国連会議などをするような大きなミーティングルームで
シンポジウムは行われました。
結果的に…私は発言することが出来ませんでした。
私は、私のやっている事に疑問も気後れも無いのですが、
プレゼンターの皆さんのグローバルぶりを前にして
私が何かを発言する事が出来なかったのです。
圧倒されてしまったのです。
でも、収穫は大きかったです!
まず私が私の小ささに、改めて気付く事が出来た。
そして、私が普段考えて実行したかったことは、世界に仕掛けをしている
方々と根本は同じであったという事が分かった。
そんな気付きの中で、私が感じ入った言葉を箇条書きにしていきます。
・海外の旅行者は、日本の無形文化(精神性)に興味を惹かれる
・他国を知った目で日本を見ると、新しい魅力の発見になる
・文化的、精神的な資源を豊かにする
・日本のポピュラーな文化しか発信出来ていないのが現状
・日本の文化は歴史が積み重ねてきた、他には見られない手作りの繊細な文化
・自分たちの街を説明が出来ない日本人が多い
・まずは、自分たちの街を自分たちが知る事
・地元には当たり前のことでも、外の人間が入る事によって
新しい気付きがある
・何気なく観ている事ややっている所作にも意味があるのが日本の文化
その内容を知る事によって、更なる興味を持つ
・世界とは、ローカルの集まり
・旅は世界の潤滑油
・地域力を高めながら、観光の「商品」を創っていく
・難しい事を易しく加工する、易しい事を深く追求していく、
深い事を面白くしていく
・グローバルでいるには、ローカルでいなくてはならない
これから、私がやりたい事をやる上で、日本がもっと盛り上がる上で
大切だな、と感じた事です。
私がここに自分の意見を加えるなら、
・地域同士のつながりを深めていく
・外部だけでなく、地元への発信力を高める
という事も大事なのだと思います。
それと、こういった意識を持つ人たちが、一部だけではいけないとも思います。
こういった意識を持つ人たち同士だけで繋がっていても、意味が無いのです。
大事なのは、どの層までこの意識を浸透させられるか。
それが出来て初めて、後世につなげる地域力が出来るのだと思いました。
それが出来て初めて、日本の文化が世界のトレンドになれるのだと思いました。
そして、今回一番感じた事。
世界に日本を仕掛ける人々が居るのならば、日本でその「商品」を
豊かに育んでいく人間は、必要不可欠。
世界の旅人を受け入れられる日本が無ければ、仕掛ける人たちも売るモノが無い。
私は、日本を育む方で居たい。
世界に羽ばたくのもとても魅力的で、大きな目標になると思います。
でも、根っから地道な私は、基礎を作っていきたい。
それには歴史が力になると思うので。
自分のやりたい事が更に明確になったのが、今回一番の収穫でした。
これまでに「歴女」として海外の媒体のインタビューを受けさせて頂いた事が
数度あるのですが、その度に歴史についての価値観や捉え方などを
見直すきっかけとなり、ものすごく良い経験をさせて頂いたと感謝しています。
そして今回、またまた海外に日本の歴史を発信する機会を頂きました。
盟友・レキシズルの渡部氏が、イタリアのロムアルド・デル・ビアンコ財団が
主催するシンポジウム「ビヨンド・ジャパン・ミーティングvol.1」にて
パネリストとして参加。
「歴史をヒントにしたアイディア」をテーマにスピーチします。
そこに、私も「歴史を仕掛ける一人」としてお声をかけて頂き、同席します!
私がどれだけを話せるかは分からないのですが、この場に着物を着て
座っているだけでも、日本の歴史と伝統をPR出来るのだと思いこんで(笑)、
参加させて頂いて参ります!
そして、上田市と真田氏をイタリアの方に覚えて頂いてきます!!
シンポジウムや交流会へのご参加は、木曜日まで受け付け中だそうです。
取材のお申し込みも受付中との事です。
ビヨンド・ジャパン・ミーティング vol.1
テーマ : 世界が期待する ”エクセレンス”な日本
主 催 : ロムアルド・デル・ビアンコ財団 (伊)
共 催 : 一般社団法人元気ジャパン
協 力 : ビヨンド・ジャパン編集部
開催日程 : 2012年 2月13日(月)
開 場 : 14:00
開催時間 : 14:30 〜 16:00
交流会 : 16:00 〜 17:00
参加費 : 3000円(シンポジウムのみ)
交流会 : 2000円(シンポジウム参加者が対象となります *任意)
14:00 開場
14:30 開会
14:33 主催者挨拶 ロムアルド・デル・ビアンコ 財団
会長 パオロ・デル・ビアンコ 氏
14:55 来賓御挨拶 観光庁 審議官 山田 尚義 様
15:00 ディスカッション
長谷川 章 様
(アーティスト)
ファブリス・ルノー様
(アラン・デュカス・エンタープライズ 日本代表)
篠原 靖 様
(跡見学園女子大学観光マネジメント学科 准教授)
谷口 尚 様
(世界遺産 岐阜県白川村 元村長)
島口 哲朗 様
(剣伎衆かむゐ 旗頭)
島田 昭彦 様
(株式会社クリップ 代表取締役社長)
安藤 竜二 様
(株式会社DDR 代表取締役社長 ブランディングプロデューサー)
篠宮 龍三 様
(プロ・フリーダイバー)
大西 正也 様
(株式会社チャイナ・コンシェルジュ 代表取締役社長)
渡部 麗 様
(歴史クリエイター)
山田 拓 様
(株式会社 美ら地球 代表取締役)
パオロ・デル・ビアンコ氏
(ロムアルド・デル・ビアンコ財団 会長)
☆パネリストは増える可能性がございます
モデレーター
渡邉 賢一 氏
(一般社団法人元気ジャパン 代表理事)
(ビヨンド・ジャパン編集長)
<ディスカッションのテーマ案>
「海外が期待するエクセレンスな日本とは」
「食を通じた日本文化の発信の可能性」
「アートによる文化発信のパワー」
「歴史をヒントにしたアイディア」
「文化観光にかける期待」
「地域に埋もれた素晴らしい魅力」
「海洋国日本の魅力」
16:00 交流会
17:00 終了
お客様によるプチ講演会『数寄語り』が定着して、
毎晩がイベントナイトのようになっているレキシズルバーですが…
久し振りに、イベントナイトをやります!
しかも、前回大好評でした土曜日開催のSP版もやります!
二つ合わせて告知です!
日程順に参ります。
2012年2月11日(土) 17:00〜
レキシズルバーSP
『土佐vs長州ナイト』
長州は萩出身者や萩大好き人で構成されている「萩大志館」のリーダーと
土佐は「長曾我部最高委員会」の代表による、コラボ企画です。
当日は、幕末や戦国の土佐&長州にちなんだ人物のオリジナルカクテルを
ご用意させて頂く他、ご好評の数寄語りの新しいカタチ
数寄語りバトルを開催します!
それぞれの代表がが愛してやまない土地の
「食」「歴史」「夢(将来、成すべき事)」の3つのテーマを語り、
どちらがより魅力的だったかをお客様に投票して頂き、雌雄を決します!
負けたほうの代表には罰ゲームとして、
勝った方の土地へ赴き、観光PRをお手伝いして頂きますよ^^
数寄語りバトルは20:00からですので、皆様の応援をお待ちしております!
続きましては、今までのイベントナイトでいちばんアンコールがあった、この企画!
2012年2月15日(水) 18:30〜
レキシズルバーイベントナイト
「第二回 三国志ナイト」
昨年の春節に合わせて開催した三国志ナイトが返ってくる!
好評を頂きました特製カクテルに加え、あの幻のお酒がメニューに加わるとか?!
更にイベントナイトにふさわしく、数寄語りも二本立て!
「日本における三国志好きの歴史」
「三国時代の食と酒」
です! こちらも非常に楽しみです!
どちらも全力で開催いたしますv
皆様のご来店をお待ちしております!