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    目の前の戦国絵巻

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      7月29日、私は福島県の相馬市におりました。
      そう、戦国FANなら一度は観てみたいと思っていた
      憧れの「相馬野馬追」を見に行っていたのです。
      前日より、レキシズルバーのお客様方と、相馬がご実家という
      お客様にお世話になり、桟敷席での見学という贅沢さ!

      まずは、騎馬武者だけでも404騎という武者行列を見学。

      なんといっても、この近さ!!
      目の前に繰り広げられる戦国絵巻に、いきなりテンションはMAXです!

      慣れた馬は、近寄ってきてくれたり。

      先祖伝来の甲冑や旗指し物に身を包んだ「相馬武士」の誇らしさよ!
      中には女性や、お子様の騎馬武者姿もありまして、微笑ましい姿もありました。
      しかし、桟敷席で立って観ようとしようものなら…たちまち騎馬武者に
      「馬頭の上より見下ろす事、まかりならん!!」
      と注意されてしまいます。これは、誇り高い相馬武士の行列なのです。

      一騎づつが本当に美しく、写真を撮る手が止まりませんでした。
      こちらは、私の一番のお気に入り。非常に美人です!

      中には、こんな力強い馬も!

      旗指し物も、実に色々なものがあって、こちらでも大興奮だったのですが
      一番気になったのは、コチラ。

      見逃しません。
      幸村さまの大坂の陣後の伝説は相馬にもあるそうです。

      本当に圧巻の行列を見た後は、競技場へ移動。

      広いのです。
      とにかく、広いのです。
      全貌なんて、とてもじゃないですがカメラに収められません!
      こちらで、古式競馬と神旗争奪戦が行われます。

      古式競馬は、もう本当に大興奮でした!!
      疾走する騎馬武者の背には、旗指し物。
      それが風をきる音。
      舞い上がる砂埃。
      響き渡る馬蹄の音。

      競技を終えた騎馬武者は、「羊腸の坂」と呼ばれる曲がりくねった
      急な坂を登り、恩賞を頂くのです。

      そして、神旗争奪戦。
      花火で上空150mに打ち上げられ落下してくる神旗を、
      輪乗りで奪い合います。
      しかも、旗は鞭で絡め取るのだそうです。大変な技術が必要!!
      こちらでも、見事に神旗を取った武者は、坂を駆け上り恩賞を頂きます。
      その誇らしげなことといったら!

      当日は猛暑の炎天下の中で観る方もなかなかに大変でしたが
      そんな事も気にならないくらいの本当に素晴らしい時間でした。


      親子茶呑咄のこと

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        旅の中でブログが更新出来ませんでした…;
        やはり、もうちょっと環境を考えなくては。。。
        ということで、旅のおさらい日記をば。

        まずは、金曜日は吉祥寺へ。
        経営者の方向けのセミナー映像の撮影です。
        メインの先生のお話を引き出す、インタビュアーの役目。
        何故に私がこのようなお仕事をさせて頂いているかといえば…
        講師の先生の語られるテーマが、歴史なのです。

        ご一緒させて頂いた、小泉吉永先生と。

        近世教育史(江戸時代の子育て、寺子屋教育)、近世女性史がご専門の先生は
        「往来物」と呼ばれる近世の教科書の収集家でもあられます。
        その数、なんと8000冊以上!凄い…!

        この日は先生の貴重なコレクションでもある江戸時代の教訓書
        「親子茶呑咄」から、経営者の心についての色々なお話を伺いました。
        これが、本当に素晴らしい教訓書なのです!

        この教訓書は、江戸時代の庄屋・西村次郎兵衛さんが
        子孫へ「庄屋としての心得」「家長としての心得」を26条にわたって書いたもの。
        いわば、西村家の家訓が詰まったものです。
        これが実直で素直で、押しつけがましく無く、人間にとって
        上に立つものにとって、とてもとても大切なことが込められておりました。
        次郎兵衛さん自体が苦労に苦労を重ねて庄屋という重責を務めあげた方。
        まさに、この本はその苦労の結晶。
        そうやって書かれた内容というものは、本当に心に沁みました。
        何にも代えがたい、真の教訓です。

        この本自体に感動したのももちろんなのですが、また先生のお話が面白かった!
        そして…先生がこの「親子茶呑咄」を広めようと書かれた解説書
        庄屋心得書 親子茶呑咄」が、先生と西村次郎兵衛さんのご子孫とのご縁を
        結んだのだそうです…!
        実は、先生がお持ちの「親子茶呑咄」は、次郎兵衛さん直筆の唯一の書。
        いつの間にやら西村家から手放されてしまっていたこの家訓書を
        ご子孫の方が探していたところ…先生が出版した本を目にされて
        「親子茶呑咄」は、西村家との再会を果たされたのだそうです!

        この本に魅せられ、世に広めようとご尽力なさった先生に
        次郎兵衛さんがお礼をされたのではないか…そんな風にも思いました。
        更に、西村家はこの家訓を守り、代々が民を守る為の仕事につき
        長きにわたって土地を見守り続けてきたのだそうです。

        想いを過去に繋げた次郎兵衛さん
        想いを引き継いだ西村家のご子孫の方々
        そして、それを現代に蘇らせた小泉先生
        その全てが縁に引き寄せられたもののように感じました。
        これぞ、歴史。
        これこそが、生きた歴史。
        そんな感動を覚えました。

        世には、まだまだこういった知られていない偉人がいるのですね。

        そうそう、先生に頂いたこの本に「親子茶呑咄」が紹介されております。

        ここでは書ききれなかった内容が、とても分かりやすく紹介されています。
        是非、多くの方に読んで頂きたい内容です。
        私自身も教訓に、読ませて頂きます。

        小泉先生、次郎兵衛さん、ありがとうございました。


        こういう日

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          上田より こんばんは、六龍堂です。

          本日は某所にてお仕事をさせて頂き、とても楽しい
          歴史語りを聞かせて頂いて参りました。
          そのご報告は、また後日ゆっくりじっくり書かせて頂きます。
          とてもじゃないですが、旅先でスマホ片手に書けるような
          ものではないのです。

          で…私が仕事を終えて東京駅に向かおうとしていると
          突然お声をかけて頂いた方が。
          その方は、武術と伝統芸能との融合『武楽』の
          源光士郎さん。 http://profile.ameba.jp/bugaku-bugei/
          海外でも活躍される、和の体現者でいらっしゃいます。
          イベントで面識を頂き、影ながらご活躍を拝見しておりますが
          実際にお会いするのはとてもお久しぶり!

          なんとまぁ…こんな偶然って、あるものなのですね!
          今回のお仕事も、とてもお久しぶりにお声かけ頂いたもの。
          なんだか、『こういう日』だったのかもしれません。
          進行方向が同じでしたので、色々なお話を伺えました。

          真っ直ぐで明確な『想い』を持っていらっしゃる方との
          語らいは、本当に刺激になります。
          今日のお仕事でお会いした先生も、同じでした。

          やはり今日という日は『こういう日』
          だったのですね。

          ご縁に感謝。

          東へ、北へ

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            以前に書いた「いただきます!」の記事を書きたいのですが…
            ちょっとまだ色々と動きのある身なので、そちらを先に。

            明日よりまた静岡に居ない数日を過ごします。
            ここのところ、毎週ですね…。

            明日は東京でお仕事を頂いておりまして、そちらへ。
            終わり次第、上田で一泊。
            明後日は、上田の最大の夏祭り「上田わっしょい」!
            そして、絶賛開催中の「江戸熊展」の締めの二日間のはじまり。
            制作者さまがいらっしゃいます!
            しかし…私は今年、最後まで踊りきることが出来ないのです。。。
            毎年参加しているので、これはちょっと寂しいのですが
            電車の時間が早いのです。
            この夜の内に、福島まで行くのです。

            翌日・日曜日は念願の相馬の野馬追いに行くのです!!
            戦国FANとして、いつかは必ず行きたいと願っていたお祭りに
            この度、現地がご実家というレキシズルバーのお客様にお誘い頂きました。
            上田わっしょいも踊りたいけれども、この機会もなかなか無い!
            というわけで、上田から福島に行く為に途中退場なのです。
            これがなかなかの長旅ですが、道中も楽しんで行きたいと思います。
            それに、被災地となった場所へ行くのは、私は今回が初めて。
            いつか行きたいと思っていた場所をこの目で見てきたいとも思います。

            というわけで、現地でご一緒させて頂く皆様、よろしくお願いいたします。
            行ってきます!!!


            第4回 真田幸村コンテスト、エントリー開始!

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              ついに、この情報が解禁となりました。

              第4回 真田幸村コンテスト


              信州上田では、上田真田まつりをはじめとするおまつりやイベントで
              幸村さま役をして下さる方を、毎年公募しております。
              「我こそは現代の幸村也!」という猛者の皆様から
              日本一の兵を選ぶのが、この幸村コンテストです。

              上田市の持つ赤備えの甲冑、鹿角兜に身を包み
              上田市と真田氏を全国に…いや、全世界にPRして下さい。

              応募概要は、以下のリンクより上田市HPにてご確認下さいませ。

              第4回真田幸村コンテスト 参加者募集!

              今年はコンテスト自体が大きくパワーアップしております。
              どうぞ、溢れる幸村さまへの愛を、ここでぶつけて下さい!

              皆様のご応募、心よりお待ちしております。


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              六龍堂

              歴史プロデューサー六龍堂
              早川知佐のブログです。

              歴史に関する事柄
              万、軍師承ります
              mail@rokuryudo.jp

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