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    歴史を知る意味

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      いよいよ前半のクライマックスを迎えた大河ドラマ。

      今日は・・・本当に観ていて体が重かったです。
      いや、心が重かったから、体が重く感じたんでしょうか。

      私が観ているものは役者さんたちの演技ですが
      物事としては、実際にあったこと。
      そして実際にはもっともっと、名も無き方たちが亡くなっている。

      今の人間とは精神構造が違うということは、歴史好きとして
      重々承知していることですが、それでも自ら命を絶っていく
      人たちを見るのは、辛いです。
      もちろん、戦いの中で命を失う人を見るのも辛いです。
      それが、会津の人たちでも、新政府軍の人たちでも。
      本人たちが納得して迎えた結果なのだったとしても。


      辛いんですけれども、こういった歴史を語り継いでいくことは
      とてもとても大事だと思います。
      それは、恨みを継いでいくのではなくて、戦争というこんな愚かな過ちを
      それに巻き込まれる悲しみを繰り返さないために、です。
      ただあったことを知るのではなく、こんな事を繰り返しちゃいけないと
      学び取ることが、歴史を継いでいく一番の役割だと思っています。

      はからずも戦争で命を落とした方々の霊前で私に言えるのは
      『もう、あなたがたのような思いをする人がこの先いなくなるように
       ちゃんと語り継いでいきます』
      ということだけで。
      私に出来るのもそれだけです。


      SANADA style

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        私の勝負着物スタイルが、これです。

        上田紬の袷。
        六連銭模様の袋帯。
        襦袢は赤。時によって、帯締めは真田紐。
        暑い時以外は、大体この組み合わせです。
        今、これに合わせる真田紐の鼻緒の草履が欲しいと思案中。

        そして、頭を飾るかんざしも真田仕様のものが欲しい・・・
        と考えていた時、友人から『作れるよ』との助け舟が。
        それもそのはず、彼女はアクリル彫刻グッズを作る『蝶刻屋』の
        彫刻師・雫丸さん。

        その彼女が作ってくれたのが、こちら!

        名づけて『真田三代かんざし』です!

        洲浜・結び雁金・六連銭が刻まれたチャームが揺れるかんざし。
        六連銭のチャームについた赤いビーズがポイントです!
        これは、雫丸さんのアイディア。流石です^^
        そして、彼女が作ってくれた着物アイテムが、もうひとつ。

        龍と六連銭の帯飾り!赤いチェーンと鈴がお気に入りです^^
        実はこのかんざしたち、本日届いたばかりのホヤホヤ。
        あまりに嬉しくて、早速にご紹介した次第です。

        蝶刻屋さんは現在オーダーメイドのみの対応とのことですが
        定番モノはイベントにて販売されたりもするそうです!


        上田紬の着物は秋が過ぎるまでお預けですが、このかんざしと帯飾りは
        夏の上田のイベントなどで活躍してくれそう。
        今からつけてみるのが、楽しみです!


        『人斬り』

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          時代劇大好きな六龍堂。
          暇さえあれば、CSの時代劇専門チャンネルをつけています。
          Back Ground Movieとしている事が多いのですが
          先日、ずっと観たいなぁと思っていた映画がやっていたので
          映画のように準備をして、しっかり向き合って観てみました。

          人斬り

          原作は司馬遼太郎氏著『人斬り以蔵』
          監督は五社英雄監督

          岡田以蔵さんの役に、勝新太郎さん
          武市半平太さんに、仲代達矢さん
          坂本龍馬さんの役に、石原裕次郎さん
          そして田中新兵衛さんの役に三島由紀夫さん

          この豪華すぎるラインナップはすごい!
          しかし、以蔵さんも龍馬さんも私のイメージとはちょっと・・・
          そして、色々な作品に出演さえてはいるものの、作家である
          三島さんがこの名優に囲まれてどうなるんだろう・・・、と
          少しだけ頭に「?」を浮かべながら観始めました。

          岡田以蔵さんが土佐から武市さんと共に京に出て
          土佐勤王党の栄枯衰勢の裏側を担っていく中で
          人間らしく悩み喜び怒り悲しみ、自分の答えをみつけていくという内容。
          幕末に詳しい方ならば、ストーリーはお馴染みの物語です。
          ですが、物語は以蔵さんの『人間』としての喜怒哀楽と葛藤を中心に
          描かれています。
          勝新さんの以蔵さんの、人間臭いこと・・・!
          私の今までの映像の以蔵さんのイメージは、クールで物静かで
          淡々としている、というものだったのですが、この作品は真逆。
          でも、観ている内にどんどん感情移入してしまうくらい、ある意味
          とっても『普通の青年』として描かれているのが、私は好感でした。

          ただただ、尊敬する武市さんに認めてもらいたい。
          ただただ、武市さんの役に立ちたい。
          ただただ、お金が欲しい。
          ただただ、馴染みの女郎に会いたい。
          ただただ、人に『すごいやつだ』と言われたい。

          それだけで剣をふるって人を斬って生きてきた以蔵さんが迎える最期は
          ちょっと意外なくらいに清々しくて、悲しさや切なさではない感情で
          観終わって、それがなんとも不思議な感じでした。


          それにしても・・・仲代達矢さんの武市さんは・・・怖かった。
          私が確認した限り、瞬きをしていなかったのじゃ・・・というほど。
          生身の刃のような迫力でした。
          ちょっと背筋が寒くなります。すごいなぁ・・・。

          龍馬さんは・・・私は『あぁ、どうしても龍馬さんに見えない・・・』
          だったのですが、石原裕次郎さんの存在感もあって
          “絶対的英雄”の雰囲気が醸し出されていましたね〜!
          でも、ビジュアルが私の中でかけ離れすぎてしまっていて(特に髪型)。
          うん、でも最後のシーンは良かったです。
          以蔵さんの代わりに、切なさを表現していたと思います。

          三島さんはですね。
          観て下さい。その一言です。
          実際に三島さんは田中新兵衛さんと因縁があるらしく、三島さんの
          最期を知る私たちが観ても、とても因縁深いように感じられました。


          全体を通して言えるのは・・・さすがの映像美!!
          ため息をつきっぱなしのシーンが満載でした!
          とにかく画面が美しいです。
          計算され尽くした構図に、大胆なカット、繊細な色彩、こだわりのリアルさ。
          どれをとっても、私が生まれる前に撮られたとは思えない
          古さを感じさせない映像です。
          特に、本間精一郎さんの暗殺シーンは凄かった・・・。

          観終わったあと、妙に疲れてしまっていました。
          凄惨なシーンも多いので、力が入ってしまったのでしょうか。
          それでも、また観たいなぁと思わせるパワーのある作品でした。


          第三次 三国志ナイツ!

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            6月も終わりが近づいてきました。
            来月のレキシズルバーの女将デーの告知です!
            7月は久し振りの三国志イベント!
            常連さんプレゼンツのイベントとなりまして、かなり濃密。
            濃〜い三国志づくめの夜をお楽しみ下さい!! 

            レキシズルバーイベントナイト
            『第三次 三国志ナイツ!』
            2013年7月24日(水)

            1Fレキシズルバー 18:30〜23:30(入場無料)
            3Fレキシズルスペース 19:00〜23:00 入場料1500円(ワンドリンク付き・税込)
            ※予約不要、全席自由。3Fにて当日払いです。お気軽にお越しください。

            <当日のスケジュール>
            18:30 1Fレキシズルバー OPEN
            19:00 3Fレキシズルスペース オープン(入場料があります)
            20:00 満田剛 数寄語りスペシャル『三国志よもやま話』(仮題)
            21:00 『三国志 大喜利』
            23:00 閉店

            ●満田剛 数寄語りスペシャル『三国志よもやま話』(仮題)は、
            中国史・三国志研究者として有名な満田剛先生による三国志プレゼン。
            レキスペにふさわしく、お酒を飲みながら肩の力を抜いて楽しめる、
            なおかつ「へ〜っ!」と膝を叩きたくなるような聞き応え抜群のトークです。

            ●「三国志 大喜利」は、4人の回答者によるお笑いバトル。おなじみ「笑点」の
            名物コーナーを、三国志でやってみようという試みです。リハーサル無しのぶっつけ本番、
            どんな珍回答が飛び出すか、主催者も戦々恐々。皆さんが審査員です。
            その他、気になる「あの作品」の予告上映があるかも?! 
            当日は1Fのレキシズルバーもオープン。3Fと両方でお楽しみいただけます。

            ※当日開催の「大喜利」のお題を大募集します!
            「大喜利」のお題の採用者には、ワンドリンクチケットを当日プレゼント。
            面白いお題を思い付かれたら下記から、ふるってご応募ください。(締め切りは7/19)
            http://kakutei.cside.com/san_nights/form.htm

            過去2回開催され、大好評を博したレキシズルバーのイベント「三国志ナイト」が、
            「三国志ナイツ!」と名を変えて復活し、装いも新たに(?)開催されます。
            新作も登場の「三国志カクテル」を味わいつつ、3Fレキシズルスペースで
            豪華2本立てイベントをお楽しみください。もちろん、三国志が好きな方、
            興味がある方なら誰でも参加OK。知識なんか要りませんし、レキシズル初訪問の方も
            お馴染みさんも大歓迎です!

            皆様のお越しをお待ちしております!!


            君の名は

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               私は実に、皆様から色々な呼び方で呼んで頂いています。
              「六龍堂さん」
              「早川さん」
              「ちささん」
              そして「女将」。

              「ろくりゅうどう」というのは、元々付けた時には
              これで自分が呼ばれるようになるとは思っていなかったので
              我ながら呼びづらいんだろうなぁ・・・と思っています。
              長いですしね(笑)。

              一番自分でしっくりくるのは「早川さん」です。
              慣れているというのもありますし、この苗字は大好きです。
              下の名前も好きではあるのですが「ちささん」というのは
              これまた呼びづらいんだろうなぁと自覚しています。
              しかし、この呼び方をして頂くととても近しく感じて頂いて
              いるのかなぁと、ちょっと嬉しくなります。

              で、「女将」。
              今は主に『レキシズルバーの女将』という意味合いで
              呼んで頂いているんだと思いますが、これは元々は
              時代屋で『店長』という意味合いで呼ばれていた”役職”です。
              あの時に私と接して下さっていた方から伝染していった呼び方で
              私が着物姿なのがイメージ的に合うのか、すっかり定着してしまいました。
              個人的には、最初の発生がそういったいきさつなもので
              実はちょっと複雑な気分だったのです。
              「もう、女将じゃないのになぁ」と。
              今ではすっかり慣れてしまいましたし、レキシズルバーでの
              立場が正式に『女将』になったので(以前はバーテンだと思ってました)
              堂々と(?)名乗っております。
              そんなわけなので、希に『六龍堂の女将』と言われることがあると
              なんだか妙な気分になっていたりします。

              あ、あと何故か『ねえさん』と呼ばれることも少なくないです。
              多分、漢字にすると『姐さん』の方のようなんですが・・・。
              私よりも年上の方にもそう呼んで頂く事もあるので
              ちょと複雑だったりもします(笑)。
              なんでだろうなぁ・・・こればっかりは理由がわからないのですよ。


              なんであれ、その方それぞれに呼んで頂く名前で私のイメージが
              それぞれあるのだと思います。
              その数の分が、私の財産だと思っています。


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              六龍堂

              歴史プロデューサー六龍堂
              早川知佐のブログです。

              歴史に関する事柄
              万、軍師承ります
              mail@rokuryudo.jp

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