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    続々・六龍堂の美味だれレシピ

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      先日このレシピのエントリーを書いてから、その後も色々と
      美味だれで料理を作りたくなってしまい、早くも続々編です。

      今回は、麺類シリーズです!
      では、参ります。

      使いますのは、前回と同じくこちら。

      上田産のニンニクを使ったサムライ農園さんの「パンダレ」です。
      http://plat-farm.ocnk.net/product/39
      この美味だれ、辛味もまろやかで使いやすいです。

      前回『美味だれにはマヨネーズ』と真田幸丸くんに教えてもらい
      唐揚げ丼を作ったのですが、こちらも試してみたかったのです。

      美味だれ焼きそば!

      ・豚肉、キャベツ、もやし、にんじん、ピーマン、じゃがいもを炒める。
       
       ちなみに焼きそばにじゃがいもが入るのは群馬風だとの事。
       私は祖母が群馬出身なので、ずっとこのスタイルでした。
      ・付属のソースを半分絡めたら、美味だれを入れてよく絡める。
       全部美味だれで味付けするより、ソースと合わせた方が甘味が出て美味しい。
      ・盛り付けたら、お好みでマヨネーズをかける。
       
      ・青のりと鰹節をかける。

      上州風のじゃがいも入りと上田の美味だれで、真田風焼きそばとなりました^^
      もちろん、マヨネーズとの相性もばっちり!
      マヨネーズが無くても美味しい焼きそばです。


      さて。
      マヨネーズとの相性が良いなら・・・と私が目をつけた食材があります。
      それが、バター。
      ということで、相性を確かめるべくコチラを作ってみました。

      美味だれバター醤油ラーメン!

      ・市販のラーメンスープの醤油ダレを半分ほどにしてスープを作る。
      ・美味だれを入れて味を調整する。少し濃い目に。
      ・茹でた麺を入れ、具をトッピング。
       この時はチャーシュー、メンマ、ネギ、カイワレ、半熟玉子。
      ・バターを乗せて、更に上から追い美味だれ!

      バターを溶かしつつ頂きます。
      思ったとおり、美味だれとバターの相性は抜群でした!
      バターは写真よりもう少し多く入れても大丈夫なくらいです。
      野菜炒めを乗せたラーメンでも美味しいと思います。

      さぁ、バターとの相性も確認できたので、お次はこちら。

      美味だれパスタです!

      ・パスタをパッケージどおりの時間で茹でる。
      ・茹で時間残り2分ほどで、パスタの鍋にカットしたキノコを投入。
       この時はシイタケ、シメジ、エノキを入れました。
      ・茹で上がったらよくお湯を切り、ボウルに入れる。
      ・パスタの入ったボウルにバターと美味だれを入れ、よく混ぜる。
      ・バターと美味だれがよく絡んだらお皿に盛り付け、千切りにしたシソを乗せる。

      まろやかかつパンチの効いたパスタになりました。美味しい!
      キノコをベーコンと共にバターで炒めて、そこにパスタと美味だれを
      入れて炒め絡めても美味しいかなと思いました。
      今度試してみます。


      どれもオススメレシピなので、どうぞお試しあれ!

      今度はもう少しひねりのあるレシピを考えてみたいと思います^^
      いつになるかは分かりませんが・・・お楽しみに!

      過去と未来と現在と

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        ここ最近、歴史でまちづくりの講演や提案書のお仕事を
        数多く頂き、改めて私なりの考えを再構築する良い機会になりました。

        六龍堂の掲げるモットーは「歴史で地域活性化」「歴史で日本を元気に」。
        じゃあ、何を目標として何をゴールに設定していくのか。
        以前はそれを『日本人の誇りを取り戻す』と言っていたのですが
        こう、聞いている方―特に地域活性を求めている方々にとって―
        それは答えでは無いなと感じていたのです。

        なので、今回から『その土地の人口を増やす』というものにしました。

        私としては、当初の「誇りを取り戻す」もひいては「日本の人口を増やす」
        という事に繋がっていたのですが、それをちゃんと話していなかったなぁと。

        そこに至るプロセスは地域それぞれだし、話すと長いし、私自身にも
        まだまだ分かっていないことが多いので省きますが・・・。

        自分の土地の歴史を学ぶと、愛着と自身が湧くと思うのです。
        そうすれば、その愛すべき土地を廃れさせてはいけないと
        頑張る人が生まれるのです。
        その歴史を使うか使わないかは別として、歴史がきっかけになって
        伝えられてきたものの尊さに気付いて、それを後世にも伝えなくてはと
        活動をする方々が増える。
        そうなるとその地のことを真剣に考える人が増えてきて、色々な
        取り組みが始まる。
        そうなると、人が増える。
        これが私の考えるところです。

        結局、活性とか元気って、「=人」なんだよなぁって。
        一時的なものにしろ継続的なものにしろ、どこもそれが欲しいわけで。
        当たり前だったんですが、東京にいた頃は全くそれが分かっていませんでした。
        今、静岡に住んで、色々な地域にお邪魔する機会が増え、
        それがちゃんと腑に落ちたのです。

        人が「増える」ことも大切だし、人が「頑張る」ことも大切。
        先日伺った場所で、頑張っている人とそうでない人の差が激しいという
        お話しを伺った。観光事業を頑張ろうとすると、観光に関係のない
        ご商売をされている方が『そんな事してもウチは儲からない』と
        協力して下さらないのだそうだ。
        どこも同じ問題を抱えている気がする。
        その話をして下さった方は、こう仰った。

        「じゃあさ、そんな寂しい町に住みたいの?!
         観光で潤った人が自分のお客さんになるっていうことは考えないの?!
         何で自分の目先のことしか考えないの!?
         町の繋がりとか、何に生かされてるのかとか、考えた事ないの!?」

        仰った、というか、吠えていた。
        そして、私も一緒に同感だと吠えた。


        何でもそうだとは思うのですが、とかく、歴史で町おこしには
        時間がかかる。
        100年先の人口を増やす話にもなりかねない。
        でも、100年先の日本が豊かになるならそれでいいじゃないかと思う。
        その為に、やってやろうじゃないかと思う。
        過去と未来を繋げるのが現在というものなのだから。

        これはここ数年自分の方向性を探していた私に見えた、ひとつの答え。
        「1×X=∞」という方程式の∞という答えが見えただけなので
        ここに入るXの正体を探していかないといけないんですけどね。

        さてと、頑張ろう。
        それは、着実に実ってきている。


        魂の記憶、彼女の記憶

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          ずっと書こうと思っていたエントリーです。

          上田原町のキャラクター・真田幸丸くんのテーマ曲の内
          私が作詞を担当させて頂いたバラード『魂の記憶』。
          今日は、この曲の歌詞に込めた私の思いを解説させて頂きたいと思います。

          赤字が歌詞の部分です。
          では、どうぞ!

          『魂の記憶』

          作曲:奥村慎也
          作詞:早川知佐

          白い鳥に導かれ 山の家に守られて
          千の桜揺れる彼の城 胸深く宿り共に
          真田家が祭る白鳥神社と氏神の山家神社のこと。
          特に白鳥神社は、幸隆さまが武田家に攻められて討ち死にを
          覚悟した際に女性の姿となって鉾を渡し、突破口を導いたという
          伝説が残されています。
          この二つは、真田を導き守るもの。

          もうすぐ始まる千本桜まつり。そう、「彼の城」は上田の城。
          真田の時代には千本桜は無かったということなのでこれは現代。
          真田を守りし神々は上田の城と共に今もここにあるのです。

          それは古の記憶 魂に刻みし夢
          幾百の時流れるるとも 色褪せぬ景色の歌

          この歌詞は、幸村さまとかつて恋をした女性の魂が今も尚
          上田の地で幸村さまの帰りを待ち続けて歌っている
          というストーリーを基盤に書いています。
          モデルは、幸村さまの最初の娘・すえさんの母となった女性。
          早くに亡くなったと伝わっている彼女の魂は400年の時間を経て
          上田の山河や空に溶け込み、古と変わらぬ上田の景色となって
          幸村さまの帰りを今も待ち続けています。
          そんなイメージが、この部分です。

          ゆずれないものをただひとつだけ 握りしめて渡る川
          ひとひらの赤い花よ 今 何を願う

          「ひとひらの赤い花」それは幸村さまを表現しています。
          彼は生涯でたくさんの「渡る川」を越えてきたと思うのですが
          ここでは、最期の川「三途の川」をイメージしました。
          幸村さまがその最期の時に何を考えていたのかというのは
          私の永遠のテーマです。
          そして、何が彼の「ゆずれないもの」だったのかも。
          それはきっと女性にはわからない、男の世界なのかもしれない。
          でも、満足して渡っていって欲しい。
          そうであって欲しい。
          待つ女の、いや私の、その「願い」も乗せています。


          ひゅるりひゅるり風よ伝えて つわものが夢のかけら
          抱いて抱いてまた眠りましょう 君をただ想いながら

          遠く離れた場所で逝ってしまった人。
          あなたをまだ想いながら、私はいつまでも待ち続けます。
          でも、いつか風があなたを運んできてくれますように。

          私は、上田の人たちが幸村さまを覚えていてくれれば
          上田の人たちの胸に幸村さまが帰ってこられるのではないかと
          思っているのです。
          きっと彼女も、それを待っているのだと思います。


          追い続けた大きな背中 青く静かな面影
          蛍飛び交う清き流れ いつかまたここで会おう

          「大きな背中」は、幸村さまの父・昌幸さま
          「静かな面影」は、幸村さまの兄・信幸さま
          それぞれ離れた場所で亡くなった彼らが、初夏に蛍の
          飛ぶ川が名所であるふるさとの上田で再会出来るようにと
          思いを込めました。

          紅の枝が散りて 全てが深い眠りにつけども
          ほろほろと雪は解けて そして春がくる

          「千の桜」で春、「蛍飛び交う」は夏。
          そして秋の「紅の枝」が散って、信州の厳しい冬が訪れます。
          しかしまた必ず春は訪れる。変わらぬ山河と同じように
          巡る季節もまた古えと同じ。
          美しい上田の季節を表現しました。
          そして、彼女はこの季節の中に今もいて、「春」―いつか帰ってくる
          幸村さまを待っているのです。

          人は誰も祈りにも似た ひとつのさだめを生きる
          遥か巡る時間の中で 受け継がれる物語

          ここは説明が出来ません(笑)。そのままです。
          メロディを聞いた時に、自然に浮かんだ言葉。
          人によれば、これが私の人生観なんだそうです。

          上田の方々に、そして真田氏に惹かれて上田に集う私たち。
          きっと何かを魂に受け継いで生まれ、それをまた後世に
          受け継ぐためにここにいるのかもしれません。

          空よ 大地よ 花よ 命よ
          永久の想いよ 六連の星に光る

          私が愛すべきものだと思っているものたち。
          そして「六連の星」は、昴。夜の空において方角を教えてくれる星。
          進むべき方向は、永遠に変わらぬ思いの元にあるのだと
          その星の輝きは教えてくれるのです。

          ひゅるりひゅるり風よ伝えて つわものが夢のかけら
          抱いて抱いてまた眠りましょう 君をただ想いながら
          受け継がれる物語




          いかがでしたでしょうか。

          歌って下さっているあっぷる学園の皆様には
          事前にこれをお話させて頂いておりました。
          特にリーダーのりさちゃんはすごく共感してくれて、この私の、いや私が
          作り出した『彼女』の思いを乗せて、歌ってくれています。
          私は、それがとてもとても嬉しいのです。

          是非これを読みながら、もう一度曲を聴いてみて下さい。
          そして、上田の風景に『彼女』を見つけて下さい。


          上田城千本桜まつりのススメ

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            今日は、暖かかったですね。
            こちらでは昨日桜の開花宣言がありました。
            春の早い静岡では、今週末からお花見が出来そうです。

            どこで見ても桜は素敵ですが、私にとっては上田の桜が格別。
            ということで、今年もこのチラシが送られて参りました。
            4月4日から開催されます「上田城千本桜まつり」です。

            上田城千本桜まつり
            2014年4月4日(金)〜4月20日(日)

            http://www.uedajo-senbonzakura.jp/

            手元のチラシに従いまして、今年のスケジュールをご紹介。

            まずは、期間中行われるイベントがこちらです。
            ・千本桜ライトアップ
            ・元祖シャッターマン
            ・観光物産展
            ・ふるまい十勇士鍋
            ・季節のつるし飾りと人形展
            ・真田十勇士スタンプラリー
            ・千本桜まつりスイーツフェア(5/6まで)
            ・特別企画展『画家 風間完』【第一期】(6/22まで)
            ・上田城博物館 春の企画展
             「上田城址発掘調査速報展〜中屋敷(作事場)跡の出土品」(5/6まで)

            そして、スポットイベントがこちら。
            ・4月5日  まつりオープニング桜コンサート
                   市内中学校吹奏楽部演奏会
            ・4月12日 ステージイベント「遊芸の宴」
            ・4月13日 信州上田おもてなし武将隊ステージパフォーマンス
            ・4月19日 信州上田ゆかりのアーティストライブ
            ・4月20日 まつりフィナーレ上田城太鼓まつり

            この他にもまだまだイベントが盛りだくさん!
            詳しくは、公式サイトへアクセスして下さいませ。
            http://www.uedajo-senbonzakura.jp/

            長野県は、4月11日が開花予想。
            満開予想は4月16日だそうです。

            上田城の桜は、ソメイヨシノやシダレ桜で満開の時期も
            違って参りますので、じっくりと上田の桜をお楽しみ下さい!


            蔦屋

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              江戸時代で、私が最も興味のある人物。
              それが蔦屋重三郎さんです。

              吉原生まれの吉原育ち。
              喜多川歌麿さんや東洲斎写楽さんを見出したことでも有名な
              出版業・本屋を営み、自分の出身地である吉原のガイドブック
              「吉原細見」や、狂歌集や戯作を売り出し大ブームを巻き起こした
              江戸時代きっての敏腕プロデューサー。
              通称、蔦重。

              その蔦重さんの小説が明日25日に発売されます。
              一足早く読ませて頂きましたので、ご紹介。
              『蔦屋』谷津矢車著

              あの「TSUTAYA」も、この蔦屋重三郎さんからとった名前です。
              この偉大なメディアプロデューサーである重三郎さんにあやかり
              「現代の蔦屋になる」という意味が込められているんだそうです。

              そんな重三郎さんは、私の憧れでもあります。
              4年前に見に行った、蔦屋重三郎展ですっかりその凄さに魅入られたのです。
              http://www.suntory.co.jp/news/2010/10814.html
              しかしあまりにも彼の功績が凄すぎて、私には蔦重なる人物の
              人間としての姿を思い浮かべることが出来ませんでした。
              山東京伝さんの戯作に描かれた「まじめなる口上」の蔦重さんの
              絵を見ても、この人の実態が掴めなかったのです。

              だからこそ、この本は私にとって興味深いものだったのです。
              著者は、以前こちらでもご紹介させて頂きました
              洛中洛外画狂伝』を書かれました若き歴史作家・谷津矢車先生。
              若干27歳。
              以前の作品も面白かったので、期待大。

               
              蔦重さんが華やかな江戸のメディアを席巻する中、世の政の中心は
              老中・田沼意次さんから松平定信さんに移ります。
              質実剛健・質素倹約。
              徳川吉宗さんの孫である定信さんのこの精神は、自由闊達に
              数寄を楽しんでいた本の世界にも迫ります。
              書籍の取締によって、蔦重さんは色々なものを失っていきます。
              私は蔦重さんを通して、いや、この物語のキーパーソンである
              恋川春町さんを通して、谷津先生自身が今の世の中に言いたいことを
              言っているような錯覚に陥りました。
              「洛中洛外〜」にも通じる、自分の作り出すもので何かを破ろうとしている
              作り手の姿を感じるのです。
              それは、どうぞ実際に読んでみて感じて下さいませ。

              この政治的な締め付けにより、江戸っ子はまた新たな
              芸術を作り出していきます。
              そのひとつが、蔦重さんのプロデュースする“とあるもの”。
              着物の江戸小紋や裏地文化も、この流れで出来たものですね。
              窮屈な“法”に負けずに自分たちの数寄を見せつけた江戸っ子が
              私はとても好きなのです。
              私たちと同じ庶民の、底力を感じさせてくれるのです。
              その「意地」が、ここでも余すことなく描かれています。
              「つまんねぇな、面白いことしようじゃないかい」って。

              しかし、今回この物語では『敵』が姿を現さないところが
              ゾッとするというか、妙に共感できるというか。。。


              以前の作品でも、私にとって実態のつかめなかった狩野永徳さんという
              絵師を人間として感じさせてくれた谷津先生の筆は、今回も
              私の憧れの江戸のプロデューサーを人間として私に出会わせてくれました。

              後半、蔦重さんが語る、蔦重さんにとって大切なもの。
              それは私が歴史プロデューサーとして
              一番大切にしているものでもあったのです。
              少し、彼に近づけた気がしました。


              また、この装丁がとっても素敵なのです!
              エンボス加工で、絵には描かれていない花びらが舞っているのが
              手に取り触るとわかるようになっています。

              粋ですね、学研さん^^


              | 1/3 | >>

              六龍堂

              歴史プロデューサー六龍堂
              早川知佐のブログです。

              歴史に関する事柄
              万、軍師承ります
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