ご無沙汰しておりました、六龍堂です。
無事にドイツより帰国し、上田真田まつりも盛況のうちに終わり
静岡に帰宅して落ち着いております。
長旅の疲れも癒え、日常に戻りつつあります。
そうそう、体調も万全です。
これもひとえに皆様のおかげです。
ありがとうございます。
さて、まずはドイツのご報告から。
facebookのほうで逐一毎日日記を書いていたので
詳しくはそちらをご覧頂くとして・・・
総括として、この旅で感じたことをば。
私が今回旅したのは、ミュンヘンとフュッセンとシュトゥットガルト
それにフランクフルト。
歴史と自然と経済の一端を見てまいりました。
とにかく街中に古い建物が多い!
それが遺産としてではなく、現在も人が使っているというのが
何よりも感動的でした。
ドイツも先の大戦で国中が焼かれ廃墟と化した町が少なくなく
私が訪れた街もそんな歴史があるのですが、やはりそこは石造り
レンガ造りの建物群。
壊れたものを使ってまた再建できるのが強みです。
日本の木造には出来ないこと。
これはちょっと羨ましい。
しかしながら私が訪れたのは、戦後に豊かだった土地。
全てがこうではないのです。
お城も含め、歴史もたくさん楽しめました!
特に感じたのは、ヨーロッパという土地の複雑さと難しさ。
遥か昔の出来事が、いまだに国と人種の間の問題として
横たわっていることを感じました。
そして何よりも70年前のあの戦争でのドイツでの立場。
とてもとても難しい問題を抱えている国に、今生きる人たちの
意見を少しでも聞けたのは貴重でした。
ヨーロッパの現状、ドイツの現状も、30年以上ドイツに住む
日本人の通訳さんに伺ってきました。
もっと進んでいるかと思っていた女性の社会進出が、実は
国のサポートがとても少ないこと。
毎日のように報道される、地中海の難民の問題。
日本では報道されず、知らないことばかり。
食も堪能して参りました!
やはりお肉中心の、非常にボリュームたっぷりのお食事!
冬の長い土地なだけに味付けも濃い目。
とても美味しかったのですが、野菜好きの私には後半に少し
キツくなってきたのはここだけの話(笑)。
しかし、とてもとても楽しませて頂きました!
ドイツにおいての日本食の様子も垣間見られたのは面白かった。
実にいろんなところに、お寿司の文字を見ましたよ!
とにもかくにも、ヨーロッパが初めての私には
とても素晴らしい経験になりました。
やっぱり、世界は広い。
良いところばかりを見る観光だけでなく、ドイツに住む方から
直接良いところも悪いところもお聞きできたのは、財産です。
そして改めて日本という国の面白さ、良さも悪さも実感しました。
ヨーロッパは特に、歴史と文化が話題に出ることが多いような気がします。
今回ちゃんと、ドイツの歴史と文化に対して日本のことをきちんと
話すことが出来た自分にホッとしています。
歴史が好きで良かったと、その今にこの旅に出られたことに感謝です。
地球上に、また好きな場所が出来たことに感謝します。