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昨日の「真田丸」・・・素晴らしかったですね!!!
40話ほぼ主人公らしくなかった“信繁”さまが、これまでの人生で
出会ってきた人々との関わりから己を見つめ
ついに自分のステージにあがる決意をし、その決意の証として名を変える。
その名の変え方も、父の願い通りに兄の捨てた「幸」を使い
あとは父と同じようにくじで息子に決めさせる。
この10ヶ月の放送の中で積み上げられた布石が一気に集約され
そしてまた新たな布石を産み、大河ドラマという長期間の放送だからこそ
出来る展開に感激しっぱなし、泣きっぱなしでした。
史実としては『幸村』と名を変えた証拠は無い。
そう言われていますが、信幸さまやお子たちの子孫の方々には
改名したと伝わっている「幸村」の名。
研究者の方々が納得されるような資料は無いかもしれませんが
私は、改名したと思っています。
あれだけの人生の岐路。あれだけの決意。あれだけの激動。
それに向かうためには、己の何かを変えなければ、到底向かっていけない。
私は「幸村」の名に、決意と、矜持と、家族への思いと、父や兄や祖父への憧れと
自分自身への活と、勝利への自信と、そういったものを感じます。
だからずっと「幸村さま」と呼んできました。
そんな「幸村」さまの痕跡が残るのが、ドラマにも登場した娘・阿梅さんが
嫁いだのが宮城県の白石市。
その白石の名物・うーめんを先日お土産に頂いたのですが・・・
こ・・・これは!!!
昨夜の「真田丸」、ついについに大坂の陣への布石が・・・!
久し振りに明るい話でしたが、それが逆にこれからの動乱の
予兆のようで、静かな内容が逆に涙を誘いました。
しかし、何といっても幸村さまの次男・大八さんが出てきたのには
思わず声をあげてしまいました!
仙台真田氏につながるエピソードはあるのでしょうか・・・?
楽しみです^^
そして、出ました真田紐!
「上田の紬に似ている」という台詞があったので、これによって
上田紬が注目されると嬉しいですね〜^^
上田紬は本当にきっちり織られていて、すごく暖かいのです。
是非、着物に袖を通して見てくださいね。
そして、土曜日は「帰ってきた六龍堂×こはぜ会で鎧噺」も
無事に開催されました。
ご来場頂きました皆様、ありがとうございました!
こはぜ会さんよりイベント写真を頂きましたら、またご報告いたしますね。
しかし改めて鎧の移り変わりを聞いていたら
「そういえば、真田丸でも・・・」
と思い当たることの多いこと!
鎧噺の内容を頭に、もう一度最初から見返したいくらいです。
こんなところも、本当にこだわって作られているんですね。
最後に、小さいですがお仕事の告知です。
宝島社さまから出版の
「この時代劇がすごい! 時代小説傑作選」
にて、池波正太郎先生の「錯乱」の推薦文を掲載して頂きました。
ページ跨いだので、名前のところを撮ったらなんかさみしい…。
全文は、是非お手に取ってご確認下さいね。
「錯乱」は、晩年の真田信之さまを描いた池波先生初の直木賞受賞作品です。
これはおすすめです!
他にも選りすぐりの短編が一気に読めるお得な文庫本です。
個人的にはずっと読みたかった「国を蹴った男」が入っていて
おお!と思いました^^