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    愛すべき戦国の女性たちを

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      昨日は、今年初の講演でした。

      歴史上の強い女性が大好きな私は、何年も前から

      「戦国の女性たち」という講演テーマを掲げてきたのですが

      なかなかご依頼がありませんでした。

      しかし!今年の大河ドラマは戦国女性が主人公。

      ということで、やっとこのテーマが陽の目を見ることとなりました。

      戦国時代の女性を通して、多くの女性の背中を押せるといいなと

      思って用意しているテーマです。

      ご依頼、お待ちしております^^

       

      さて。

      今度の土曜日は、またまたこちらの講演にお邪魔いたします。

      すいません、告知が遅くなってしまって申し込みが過ぎてしまいました・・・。

      http://www.knt.co.jp/kansai/kouza/

      今年もこうやって大河ドラマ関連の講座をさせて頂け、とても幸せです!

      私の好きな戦国女性の一人である直虎さんの魅力を

      伝えられるように頑張って参ります!


      新年を迎えて

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        新年明けましておめでとうございます。

         

        三ヶ日をゆっくりと過ごさせて頂き、本日より六龍堂も始動です。
        軍師も育児も、後悔のないようにやっていけるようにするのが
        今年の目標です。

         

        さて
        新年はじめのブログは、恒例の年賀状のご紹介です。
        今回も奈良の墨絵師・月与志さんに描いて頂きました。
        いつも私の細かくも大雑把な要望に応えて下さり、感謝です。

         

        今年は酉年。
        真田で鳥といえば、家紋の一つでもある結び雁金。
        おめでたい家紋のでもあるのでこちらも良いなと思ったのですが
        私にはもう一つの、真田氏と縁の深い鳥が頭に浮かんでおりました。
        それが、真田の守護神である白鳥神社です。

         

        有名なのは、上田市のお隣にある東御市の白鳥神社
        真田氏の祖である海野氏の祖がお祀りされています。
        松代に移った信幸さまも、白鳥神社を分社しているくらい
        真田氏の信仰が厚いのです。


        この白鳥神社は、日本武尊が亡くなった時に白い鳥の姿となって
        降り立ったという場所に作られています。
        家に帰りたいと願いながら亡くなった日本武尊が、私には故郷以外の
        場所で亡くなった真田家の皆様にかぶったのです。

         

        そこで、上田市のHPのフォトギャラリーより観光PR用の写真を
        使わせて頂き、冬の上田城に白鳥となった昌幸さま・信幸さま・幸村さまが
        帰ってきて降り立った姿を描いて頂きました。

        それが、こちら。


        各々の白鳥は、甲冑の色からイメージした羽根を持っています。
        尾には滋野一族の紋である洲浜の紋様があります。

        そしてそれぞれ縁の女性を表す植物を配してもらっています。
        真田を受け継いだ信幸さまには正室の稲姫さまを表す稲に家紋の
        六連銭を配したものをくわえ、父と弟を迎えるように飛来しています。
        妻の竹林院さまと娘の阿梅さまを表した竹と梅に囲まれた幸村さまは
        燃える炎を尾に持ちながらも、穏やかに佇んでいます。
        娘の村松さまを表現した松にとどまる昌幸さまは、帰りたかった
        己の城をしみじみと眺めています。

         

        私の大好きな上田ブルーの空には、万葉集の新年を祝う歌である
        新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重しけ吉事
        をアレンジした歌を、雲のように配してもらいました。

         

        昨年の大河ドラマ「真田丸」のヒットで、上田は現在も大いに賑わっています。
        この事で、上田の皆様の心にも、観光のお客様の心にも
        真田家の方々のことがあったはずです。
        「千の風になって」ではありませんが・・・人の魂というものは強く想ってもらえる
        気持ちの元に返っていくのだと、私は思っています。
        だからきっと、故郷を離れて亡くなった真田家の皆様も、上田に集う
        真田家への思いの強さに引かれ、白鳥となって返ってくれたのではないか・・・
        と、私は昨年ずっと考えておりました。
        その姿を、描いて頂きました。
        そしてこの白鳥たちは、上田だけでなく縁の地にも飛んでいくのでしょう。
        その全ての土地に、重なる吉事をもたらしながら。

        だって、彼等の名には皆「幸」の字があるのですから。
        彼らが今までもたらしてくれたものに改めて感謝し、これを守っていくことが
        これから私が進むべき道であるとも思い、その思いを込めさせて頂きました。

         


        白鳥の運ぶ「幸」せが皆様へ届くようお祈りして、新年のご挨拶とさせて頂きます。
        本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


        2017年1月4日 六龍堂 早川知佐


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        六龍堂

        歴史プロデューサー六龍堂
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        歴史に関する事柄
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